「普通のサラリーマンが社長になるには」スキルや性格は不問の7つの方法

社長になりたいと思ったことはありませんか?

誰しも一度や二度はそう思ったことがありますよね。

もちろん私は何度も思ったことがあります。むしろ今も考えています。そして実際に会社を設立して何度か社長になったこともあります。

社長といっても、すぐになれるものから、なかなか叶わないものまで、たくさんの種類があります。

すぐになれるものとしては、個人事業から法人化した会社の社長、登記したばかりの一人社長、なかなかなれないものとしては、大規模な企業や上場企業の社長など、様々なケースがあり一概に言えません。

では、どういったら世間一般の「社長」になれるのでしょうか?

最近は年齢やキャリアや資金を関係なく比較的すぐになれてしまうので、順にみていきましょう。

スキル・性格は不問!本記事の社長とは

まず、この記事の社長の定義として、代表取締役社長、とさせていただきます。
というのは、取締役社長だったり、合同会社の代表社員だったり社長に類するものは多々あります。


一番スタンダードな経営を行う役割の代表取締役、代表取締役社長になる方法を考える回にしたいと思います。

自分で小資本で会社を立ち上げて社長になる

これが一番手っ取り早いかと思います。自分で会社を登記して設立するパターンです。

平成18年以前は株式会社は最低1000万円、有限会社は最低300万円の資本金が必要でしたがそれが撤廃されて今は最低資本金が1円から株式会社が設立できます。

ただ、資本が1円でどんなビジネスをするの?と考えるとあまり現実的ではないので、少なくとも私は資本金1円の株式会社には出会ったことがありません。

設立にかかる費用は、定款の認証代と法務局にて登記する印紙代など合わせて25万円程度で設立可能です。また書類作成や届け出などの代行を行政書士や司法書士に頼めばさらに手数料がかかりますが、最近では簡単な入力でものの数十分で登記書類が完成してしまうfreeeやMFなどのサイトなどもありますのでぜひ活用しましょう!

まとめると、資本金+約25万+手数料、という費用で設立でき、登記が完了した日から晴れて代表取締役になる訳です。

個人的には私が今まで見た最低の資本金は50万円の会社でした。立派にビジネスとして利益を出していたので、登記上の資本金の額はまあ問題ないのかもしれません。

こちらの課題としては、その後、どうビジネスを展開してどう会社を維持していくか、になります。設立したは良いものの、会社が維持できないというパターンに陥ってしまうので、しっかりビジネスを設計した上で登記することをおすすめします。

また、会社を維持するコストについてや、会社を解散や休眠する場合の記事は別途アップします。

手頃な会社を買って社長になる

こちらも最近は流行ってきました。バトンズやトランビにあるように事業の売買の仲介サイトもあります。

3年くらい前(2016年とか)は会社を買う・事業を買うのはそれほどメジャーではなかったのですが、事業を買うためのサロンや書籍もあり今は売り手も買い手も多い状況だと思います。

事業の探し先は先ほどのサイトや、地方の商工会議所でも事業承継の引き受け手の登録ができます。サイトでは仲介がいる場合と直取引の場合があり売買が成立した時に数%を支払う設定が多いです。

仲介がいる場合は手数料が跳ね上がるケースと、大手のM&Aを手がけている企業が入ると「最低数千万円からの手数料がかかりますが支払えますか?」と聞かれた経験もあるので、安く進めようと思えば直取引・直売買が良いかもしれませんね。ただ、仲介がいることで契約ややり取りなどの煩雑さはなくなるメリットもあります。不動産と同じですね。

また、地方の商工会議所でも事業承継に力を入れているのか、専門の担当者がいてまず面談してこちらの希望をヒアリングしてくれます。ただ、あくまで商工会議所の職員さんなので、(私の場合は定年退職して再就職したようなおじいちゃんでした)、経営的な目線は持ち合わせておらず、また私には「あなたは若いからないかも」のような意味不明な見極めをされたのを思い出します。

まあ、今は旬の方法かと思いますので、「売却金額を300万以下で」「東京都内で」などとソートできるので、気軽に探して案件に質問してみてはいかがでしょうか?

誰かがつくった会社の社長になる

こちらは誰かが設立登記した会社に、自分が経営者をやりますよ!というパターンです。「誰か」は「株主」となり、あなたは「経営者」になります。ざっくりすぎていますが、こちらは縁や出会いなどから稀にそういう話があるのかな、という程度です。

知り合いの会社で社長になるケースや一緒に会社を立ち上げるなど、スタートアップも多いかと思われます。あとは事業承継で、例えば高齢の経営者から引き継ぐなどの方法も最近では事例がたくさんあります。団塊の世代の一斉リタイアなども関係しているのかもしれません。

勤務している会社からの延長で社長になる

こちらは難しいような、王道なようなケースです。今の会社でコツコツ働き続けいつかは社長になるぞ!という課長島耕作のようなパターンを想像してくれたら良いのではと思います。

最近は大規模な企業でなければ、例えばベンチャーや初めから分社化する目的の会社など、比較的早い段階で社長を任されるというケースもあります。

例えば、関係会社に転籍して社長になる、昔で言えば出世競争で破れた候補者が子会社の社長に下っていく、のようなコースがあったとかなかったとかはよく耳にします。

出資してもらって社長になる

こちらは出資者(エンジェル)に投資してもらって社長になるケースです。よほど魅力的なビジネスプランがあるか、あなた自身が何らかの投資する魅力があるかが、もしくはちょうどのタイミングで社長になる人間を探していたなどです。

もしくは自ら進んでエンジェルを探して投資を勝ち取ったり、すでにビジネスを始めていてベンチャーキャピタルに投資してもらう、など実質の株主は他の人になるので自由度は下がりますが、社長にはなれます。

契約の段階でストックオプションや、こうなったら株をいくらで買い取るなどの初期に契約をしておくと、後でMBOなどでその会社の実質所有者になれる計画も十分に考えられます。

株を買ってその会社の社長になる

今ある会社の株式を買って持ち株比率を高めて選任する権利を持ち、自分を代表取締役に選任するパターンです。こちらは資金が必要なのでサラリーマンや資金が準備できない人にとっては現実的でないことが多いですが、経営者との交渉次第ではうまく株を譲っていただく方法はたくさんあります。

また、持ち株会社の制度などをうまく利用してコツコツ株を買いためて上場企業の社長になった人が私の身近にいるので、案外難しくない方法なのかもしれません。

求人で社長になるには

最近は、ネットの求人などで「3年後の社長の求人」や、「数ヶ月働いたら子会社の社長になっていただきます」などの掲載をよく見かけます。個人的な感想としては、「釣り」のようなイメージをどうしても抱いてしまいます。

なぜなら、条件をみてみると月収40万円など、どうみてもエグゼクティブ層に支払う額ではなく、その層を集めたいという意思が感じ取れないと思ってしまうのです。。。

どちらかと言えば、社長という名誉欲を掻き立てて、多少大変な立場を丸投げしよう、のような案件が多いように思います。最近はエージェントも主流になってきましたが、まだまだCEO、CFO、COOなどの重職は世の中にある公募ではなく、信頼できる人からの紹介が主流で本物の案件のような気がします。

以上、思いつくままに書いてみました。

結論としては楽な道はなく、それなりに何かを積み重ねて社長になった方が、名実ともに中身のある社長になるのではないでしょうか。

逆に簡単になれる社長のポジションはサラリーマンと何ら変わらない、というケースも多々あります。

まあ、最近は役職にこだわる価値観は著しく減っていて、どちらかと言えば行き方やライフワークバランスを重視する方が多いので、社長になりたい!というモチベーションが通じるのは主に40代、50代に多いのかもしれませんね。

そもそも株主や資本家が良いのか、経営者が良いのか、など一概に社長といっても一括りにはできません。

結局のところ、社長になってからが本番です!

とは言え、転職以外の1つの選択肢としてチャレンジしてみるのは経験としてありですね!




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ビジネスモデルの研究がライフワーク。 🇯🇵東京拠点にマネジメント主体の仕事を多々▶︎経営企画 | 事業企画 | 新規事業 | 事業統括⭕️スタートアップが楽しすぎて仕事とプライベートの区別がついてません🌟 事業立ち上げ●既存事業の整備&収益化●マネージャー層の採用&育成●システム&制度設計●財務等▶️徳島出身 #スタートアップ #マネジメント